WebbingStudioのa-blog cmsを、バージョン2.x系にしました。
2.x系はなかなか良い感じです。後日まとめたいと思います。

ついでに、ローカル環境のMAMPを3.0.4にアップデートしたところ、a-blog cmsが真っ白になりました。

ioncube loaderも、ちゃんと設置しているのに、回復しません。

いろいろ検証した結果、MAMPの最新バージョンでデフォルトとなっている、PHP5.5.10では、a-blog cmsがエラーとなってしまうようでした。

公式サイトによると、2014年5月時点での動作環境はPHP5.4までなので、PHP5.5系にはまだ対応していないようです。

最小バージョンのPHP5.1.6に変更しても直るのですが、そんなに下げるのは勿体ないので、5.4系に切り替えることにしました。

実は、MAMPのパッケージには、設定画面で選択できるバージョン以外のPHPも含まれています。

/Applications/MAMP/bin/php/ 以下を見てみると、設定画面では「ディレクトリに含まれる最古」と「ディレクトリに含まれる最新」のPHPを呼び出しているのがわかります。

なので、最新バージョンの「php5.5.10」ディレクトリをリネームして無効化すると、ひとつ下の5.4.26を選択できるようになります。

a-blog cmsは、暗号化をしている関係でセキュリティ面はひじょうに優れていますが、PHPのバージョンアップの影響を受けやすいです。

レンタルサーバーではまず大丈夫ですが、ローカル環境やVPSなどにうまく設置できない場合は、まず、PHPバージョンを調べてみてください。

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。