天龍寺の庭園

うぇびん@休暇中です。

修学旅行以来、20年ぶりに古都・京都を訪れました。

紅葉や竹林に魅入ったり、哲学の道を歩いたり。

この頃は年に一度、一週間くらいまとまった休暇を取って旅に出ます。
昔はお金がないこともあり、道外に旅に出ることは滅多にありませんでしたが、普段経験できない文化に触れることもデザイナーにとって大切なことなのだと思います。

鹿苑寺(金閣寺)

夕陽に輝く金閣寺は桃源郷のようでしたが、計算し尽くされたされた侘び寂びを持つ銀閣寺の方が、私の中の「美意識」に合っている気がします。

慈照寺(銀閣寺)

銀閣寺は茶道の思想がはっきりして来た時代に造られたものだからか、建物や庭のオブジェクトの配置、裏山から見下ろした景色も含めて、総てが寺の世界観につながっています。

今回は予約が取れず訪れることができませんでしたが、桂離宮も同じ傾向があります。

龍安寺石庭

また、龍安寺の石庭も、訪れる人に様々な宗教的解釈をさせるように造られています。
配置された15個の石は、真上から見下ろさない限り全てを見ることができません。

「15は満月の十五夜にならい、完全を意味します。世の中に完全なものはないということをこの庭は教えているのです」
と、ガイドさんが説明してくれました。

やはり自分は目立たないけれど凛とした、強いメッセージ性を持ったデザインが好きなのだなと感じました。


今日で京都を離れ、今年も名古屋のa-blog cms CAMPに参加します。

で、このエントリーは、先日リリースされたa-blog cmsのiPhoneアプリで書いています。
モバイルなのに、いつもの更新と全く変わらない操作感なのは驚きです。

京都ではデザインのインスピレーションをもらってきたので、名古屋では制作のインスピレーションをもらってこようと思います。

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。