このブログ、つまり、ウェビングスタジオのメインブログをリニューアルしました。
リニューアルというか、長年積み重なった設定を初期化して、a-blog cmsのブログ用公式テーマ「blog2015」をベースにしたという縮小に近い改修です。
blog2015は読みやすく扱いやすいテーマです。使っている他の人のブログを見て気になっていました。この機会に使ってみることにします。
15年近く続けてきたブログが昨年ころから書けなくなり、g.o.a.tへ移転してみたり、非公開の場所で完全にプライベートの日記を書いてみたりしていました。
一方でTwitterやFacebookは大量に投稿していたので、書けなかったのは「役に立つ情報が充実した、人気が出そうな記事を書かなければならない」というプレッシャーのせいだと思います。
私のライフログが、私のドメインにまったく残っていないのは、やっぱり悲しいです。
純粋な技術情報はQiitaで書いているので、今後はブログをはじめた頃の原点に戻って、私個人の日記と対外活動を中心に書いていこうと思います。
ちょっと待て、カテゴリーを消す前に
リニューアルにあたって、記事の分類を、タグのみにしました。昨今のレンタルブログはカテゴリーを廃したものが多いですし、ブログのような雑多な記事は複数のタームを持つタイプの分類の方が自分自身も後々探しやすいです。
a-blog cmsはエントリーからカテゴリーを外すのが簡単です。管理ページで全記事を選択して、一括修正のプルダウンで「カテゴリー>なし」を選ぶだけです。
300件から、えいやっとカテゴリーを剥がしたところで、あることに気づきました。
a-blog cmsは、エントリーURLにカテゴリー名が含まれるということに。
例えば、このブログ内で歴代最高の人気記事となっている「GitHubとBitbucketの比較:Webデザイナーの業務にはBitbucketが向いている」だと、
https://webbingstudio.com/weblog/internet/entry-651.html
が
https://webbingstudio.com/weblog/entry-651.html
になり、すべての被リンクが切れてしまうということです。
心の中で「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」と叫びましたがもう遅いです。それに、ある程度手数やリスクをかけても、このタイミングでカテゴリーは廃止したい気持ちは変わりません。
加筆
アップルップルのかずみちさんから「.htaccessを書かなくてもいいんだよ」と、「entry_301_redirect」オプションのことを教えていただきました。これがオンになっていると、エントリーのファイル名に重複がなければ、カテゴリーを変更してもエントリーのリンクが切れません。
@webbingstudio 「ちょっと待て、カテゴリーを消す前に」は対策可能です。config.system.yaml に entry_301_redirect : on と書いてください! https://t.co/T80gepZN4u #ablogcms
— 山本一道@アップルップル (@kazumich) 2018年11月1日
結局、以下のように.htaccessを書いてリダイレクトさせました。どう考えてももっと短い書き方があります。
# a-blog cms以外のコンテンツ(a-blog cmsを動作させないディレクトリ) RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/life/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/work/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/cms/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/webdesign/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/others/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/internet/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/study/ RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/?weblog/think/ ・・・ # ブログカテゴリー廃止 RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/life/ RewriteRule ^/?weblog/life/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/work/ RewriteRule ^/?weblog/work/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/cms/ RewriteRule ^/?weblog/cms/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/webdesign/ RewriteRule ^/?weblog/webdesign/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/others/ RewriteRule ^/?weblog/others/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/internet/ RewriteRule ^/?weblog/internet/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/study/ RewriteRule ^/?weblog/study/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L] RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/?weblog/think/ RewriteRule ^/?weblog/think/(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/weblog/$1 [R=301,NE,L]
私らしいフォント
CSSフレームワークが完成したので、屋号サイトも、シンプルでコンテンツ押しのデザインへのリニューアルを考えているところです。
ブログの外観は公式テーマのままですが、全体のフォントを新しいサイトで使用予定のフォントにしました。
中見出し、本文は「FOT-セザンヌ ProN M」、大見出しは「FOT-ロダンカトレア Pro DB」を採用しています。
https://webfont.fontplus.jp/font-list/cezannepron-m
セザンヌは東京駅でも採用されている比較的ありふれたゴシック体ですが、ヒラギノよりも文字幅が細く、文字の書き始めに強い力が入った跡があります。
背筋を伸ばし、凛と声を張って話す、年配の女性を連想させます。
それは私がなりたい姿で、このサイトに合っている文字かなと考えて選びました。
そんなこんなで、またブログの記事が長くなってしまうのでこの辺で。
書きたいことは浮かんでいるのだから、タイトルだけ付けた下書き記事を作っておくといいのかも。