私は昔から睡眠のサイクルが崩れやすく、特に冬場は、夜中作業して午前中寝るようになります。
自宅で仕事をしている分には問題ないのですが、深夜や朝方にメールを送るとクライアントさんに

「遅くまでお仕事ですか…無理しないでくださいね(;ω;` ブワッ」

と心配されてしまうことがたまにあります。

夜中に先方の携帯が鳴るかもしれないし、カタギの皆さんにはご迷惑はかけられませんぜ…というわけで、できるだけ朝まで待ってメールを送るようにしていますが、一般の始業時間(10:00)まで起きているのは流石に辛いです。
で、Gmailで予約送信ができないかな…と思っていたら、ありました。

「Boomerang」は、指定した時間にGmailを送信可能になるFirefoxとChromeの拡張なのですが、紹介記事ではきちんと検証がされていません。
Windows7版Firefoxと、MacOS版Chromeでテストしてみました。

まず、公式サイトからBoomerangをインストールします。
Firefoxアドオンの場合は、再起動が必要です。

Scheduled sending and email reminders | Boomerang for Gmail

インストールに成功すると、Gmailの画面の上にブーメランアイコンが出るようになります。
Google色になっているのがかわいいです^^
初回のみ、アイコン横のリンクをクリックして、アクセスを許可します。

…と、これで使えるようになるのですが
Gmailの言語設定が「English(US)」になっていないと以降の操作ができません。

Gmailに慣れていれば、インターフェースが英語でもあまり困ることはないと思います。
エラーになるのは予約設定をしたときだけなので、気になる場合は、Boomerangを利用するときだけ英語にして、普段は日本語に戻しても構いません。

通常通りメールを書いたら、「Save Now」ボタンをクリックして、一旦現在のメールを保存します。
そのあと、通常の送信ボタンではなく「Send Later」プルダウンから、いつ送信するのかを選択します。

「1時間後・2時間後・4時間後・1日後・一ヶ月後」などの他に、
「明日の朝(6:00)」「明日の昼(12:00)」「指定した時刻(At a specific time)」も指定可能です。
いろいろやってみましたが、どれもきちんと動作しました。
ただし「次の朝」などは時差の関係なのか、2・3分ズレるようなのでぴったりの時刻に送られるとは限りません。

設定後は、メールに専用ラベルが付いて待機状態になり、指定の時刻に送信されます。
(注:ラベルの色は変更しています)
ブラウザを閉じたり、端末を落としてもちゃんと処理されました。

さっきのブーメランアイコンをクリックすると、待機状態のメールの設定ができます。
予約時間の変更・取り消し・即送信ができます。


予約送信に関しては、だいたいこのような手順です。
他にも
「一定時間後に未読に戻る(アラートを使っている場合、通知もされます)」
「送信後、一定時間が経ってもレスがなければメールが戻ってくる」
という機能もあります。後者の方はまだ未検証ですが、予約送信とリマインダだけでも、かなり使い勝手はいいと思います。

「ちゃんと送信されるのだろうか…」とものすごく不安になってしまうので、重要なメールには使えないかもしれませんが、作業時間のコントロールができるようになるのは助かるので、積極的に使ってみたいと思います。

そりゃ、私が朝型になるに越したことはないのですが… _ノ乙(、ン、)_

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。