「a-blog cms」は多機能で、かつWebデザイナーとの相性が良いCMSです。

ですが、本格的にオリジナルテーマを制作しようとすると、エントリー投稿画面も作成対象になるので、MovableTypeやWordPressの経験が少ない人には、本格的な実務制作は敷居が高めな面があります。

実際のお仕事への導入も経験したということで、「はじめからa-blog cmsの導入を視野に入れたテーマの実務制作」の流れをまとめていきます。

a-blog cmsを既に使っている方はもちろん、他のCMSを勉強している人にも参考になる内容かもしれません。

作業環境について

「localhostにa-blog cmsを設置して制作する」のが制作元のおすすめです。
でも、自分のlocalhostの設定を案件ごとに公開サーバーと同じにするのは、ぶっちゃけ手数がかかります。

なのでこの記事では
テストサーバーとしてlocalhostは利用するが、a-blog cmsは公開サーバーのみ設置して制作する
ことを前提に解説を進めます。

尚、これはコーディング全般に言えることですが、localhostは休日一日つぶしてでも設定してください。作業量が劇的に変わります。

Windows+XAMPPでのバーチャルホスト含めたlocalhost設定については以下の記事が詳しいです。

WinXPローカルでXAMPPを使ってMovable Typeを動かす―2010年3月版 その1 ≪ Like@Lunatic Blog

「a-blog cmsを設置したけど、
複雑なテーマを最初に入れちゃってわけわかめなんです…(;ω;` ブワッ」

という私のような人は
下記ページを参考にコンフィグの初期化をしてみてください ´;ω;) ブワワッ

コンフィグの初期化 | a-blog cmsマニュアル

初期化後は「コンフィグ」がすべて空になりますが、カテゴリー・ルール・モジュールIDは残っています。
ルールに関しては、携帯用テーマを表示したりするので、手数がかかりますが削除した方が良いかもしれません。

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。