富山市の観光活性化を目的とするNPO法人「富山観光創造会議」様のサイトを制作しました。

http://kankou-toyama.com/

ベースはMovableType5のオープンソース版で、新着情報のみ管理しています。
CMS構築のお仕事では最もシンプルなタイプです。

サイト自体を立ち上げたのは一年前ですが、デザインリリューアル・CMS埋め込みを機に実績に追加させていただきました。

このサイトの新着情報には、三種類のリンクがあります。

  • 個別記事へのリンク
  • PDF資料へのリンク(PDFアイコン付)
  • 外部サイトへのリンク(別窓アイコン付)

一見するとカスタムフィールドやタグで分岐をさせているように見えますが、特にイレギュラーな細工はしていません。
「本文」と「追記」を以下のように使い分けることで、三種類のリンクを作れるようにしています。

  1. 本文がなく、追記に記述がある
    →追記の内容をhref属性にした外部リンク
  2. 記事にPDFがアップされていて、かつ本文の文字数が非常に少ない
    →PDFリンク
  3. 上記二点に当てはまらない
    →個別記事へのリンク

団体のサイトは活動報告の配信だけでなく、運営上報告自体を記録/保管することも重要な目的になります。
観光創造会議様の場合は、ほとんどの書面がPDFで発行されています。

以前はHTMLの知識がある更新担当者様に「PDFをFTPクライアントでアップロード」→「HTML直書きでリンク追加」という作業をしてもらっていたのですが、MovableTypeOSを組み込んだことで更新頻度が増え、マークアップの間違いも出なくなりました。

単純に一覧/個別記事で構成されたサイトを作るだけでなく、利用する人の状況に合ったオーダーメイドのCMS構築を心がけたいと思います。

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。