まわりでちらちら話を聞いてた「トラビアン」をはじめてみました。
テッテ的に調べて、興味が失せなければアカウントを取る習慣はいつものことです。

http://www.travian.jp/

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「トラビアン」は国を発展させるウォーシミュレーションなのですが、国の強化に必要な「資材」が溜まるスピードがリアルタイムになってます。
なので、数時間ごとに5分くらいずつしか遊べません。
しかも、PHPとAjaxベースらしく、Flashや音声は一切使われていません。

WEB屋の休憩時間消化用に作られたゲームですね。わかります。

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最初に自分の種族を選びます。
国の安定重視のローマン、農耕民族のガウル、攻撃的な蛮族のチュートン。

…ガウルを選ぶつもりが、間違ってチュートンを選択してしまった orz

チュートンは環境に恵まれていないので、他の村から積極的に物資を奪わなければ飢え死にしてしまいます。モデルはゲルマン民族で、「攻撃的な蛮族」というのは舞台となっている古代ローマの一方的な視点のようです。
まぁ、たまにはこんなサツバツとしたキャラもいいかもしれません。街の開発だけじゃつまらないし。

地図をみると、自分の周りの民族がガウルばかりなのに気付きました。
サーバー全体の比率で見ても、ガウルと団結力があるローマンが多く、チュートンは15%くらいしかいません。

フォーラムを覗いてみると
「自分の村がしょっちゅう襲われて困ります!」
「いや、これそういう弱肉強食のゲームだから…何か対策してる?」
というやりとりがあったり。

もちろん他のネトゲと同じように、弱いユーザーを無意味に潰すような行動は論外なんですけど、自分の領域に固執したり、ウォーシミュレーションとの付き合い方が下手だったりするのは、いわゆる「日本的なるもの」かなあ、などと思ったりしました。

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このゲームでおもしろいと思ったのが、オンラインゲームでは珍しく「エンディング」があるところです。

サーバーがオープンして一年くらい経つと、大きな国では古代超文明の遺物を復活させられるんですが、これが最高レベルになると世界が崩壊してサーバー内の全データがリセットされるそうです。
ムチャクチャです(笑)

ゲームって、終わりがあるから面白いじゃないですか。
その瞬間に立ち会えたらラッキーなんですけどね。

「トラビアン」の欠点は、遅れて参入したユーザーは古参ユーザーに絶対に勝てないことです。
もうちょっと、新人が有利になるようなシステムにしてほしいです。

5番サーバーは先月オープンしたばかりです。興味がある方はどうでしょう。

この記事を書いた人

うぇびん

愛知県豊橋市に住んでいる、荒ぶるウェブおばさん。WordPressをはじめとした各種CMSを研究するのが好き。札幌のIT企業のビットスター株式会社に所属しています。