本サイトをリニューアルしました。
案件がたまっているのに何をやっているんだという感じですが、「4月からチクチク作っていて、サイト自体は今週の頭には完成していたのです!」「トップページにOSCとCSS Niteのバナーを貼ったのでイベントまでにアップしたかったのです!」
と言い訳します。
WEBデザイナーとしてお仕事をはじめてから、4回目のリニュになります。
…変なサイトばかりです。
なので、今回は当初、わりとまともなサイトを作ろうとしました。
でも、それはボツになりました。
勝ちを見据えたおとなしいサイトは、私のサイトではないです。
ブログカスタマイズやCMS構築が一般の人にも知られるようになって、
CMSを扱う技術者に、閲覧者が求めているものは
「静的サイトでは実現できない情報配信力」と
「ブログでは実現できないインパクト」だと思ってます。
だから今回はホワイトボードになぐり書き風にして、「WEBデザインのよさげポイント」すらぶち壊しました。
昔のブログを見てみると、私は4年前にも同じことを考えてます。
「柔よく剛を制す」。
これって、WEBにも当てはまるところがあると思うのです。文書構造は大事です。SEOも考慮しなければお客は来てくれません。
トラックバックやRSSも、交流の幅を広げるのに重要な要素でしょう。その点でブログ形式が有利なことは確かです。しかし、訪ねて来た閲覧者が見たホームページが無個性で、味も素っ気もないデザインだったら。
記事が全然無くて、それが丸コピー・ペーストしたような文章ばかりだったら。
アフィリエイトであれば、コメントもなくただ写真が貼ってあるだけだったら。
記事を読んだ後は、その閲覧者が二度と来ることはないでしょう。ウェブサイトは他にも何十億とあるのですから。文章でも、デザインでも、イラストでもいい。何か閲覧者の心に残る「技あり」な部分があれば、もう一度見に来ようと思ってくれるかもしれないし、再びそのサイトを訪れたときに「あっ、ここ前に来たことがある!」と思い出してもらうこともあるでしょう。
一本を取ろうとする柔道は、なかなか勝てません。
お仕事では簡単にできません。
それでも、日々技を磨いて、いつかは華麗に一本を取りたいと思うのです。
自分のサイトはその練習場です。
というわけで、お仕事に戻ります。
しょうもないところで詰まってしまって、まだおわんないです。
自分のサイトを作っててお仕事の方がgdgdになりました、なんてことになったらシャレにならないですからね;;