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「厚生労働省に薬事法改正の件でパブリックコメントを提出した」のその後

厚生労働省に薬事法改正の件でパブリックコメントを提出した:ウェビンブログ

10日前に公開したパブコメ、Tumblrなどでたくさんの方に転載してもらったようで、ありがとうございます。
こういった政治的な話題は苦手としているだけに、新鮮な経験でした。

楽天から来た報告によると、まぁ予想通り強行となったようです。
パブコメは「経過措置は時間の無駄」「経過措置以前に今回の流れ自体に反対」という意見が多数だったにも関わらずです。

実際のところ、全体の85%、8,333件という「反対」の半分は感情的な意見や脊髄反射だと思いますし
(4,000件でも過半数ですが…)
三木谷氏が報告している
「撮影しようとしたカメラ部隊がやんわり脅迫されて追い出された!」
というくだりも、被害者的表現で同調できるものではありません。
(そりゃ反対多数の状況なら議長は追い出すでしょ…)

それでも厚労省が、予算と時間を消費して国民から集めたパブリックコメントをろくに活用せず
「とりあえずまとめに入った」
ことだけは間違いないようです。
新型インフルエンザの件で忙しいんですかね。

会合が終わってしまったので、この後、6月1日にどうなるかわかりませんが、
厚労省のお偉方が
「数の問題ではなく、いままで気がつかなかった論点を見つけるためのもの」
と言うなら
我々下々の消費者も、そうしてみるのがいいのではないでしょうか。

楽天が公開している、最後の会合の資料へのリンクを貼っておきます。
脊髄反射でない賛成・反対双方のパブコメ、
ネット通販側・薬局側・医療従事者側・置薬業界側それぞれの意見が、中立的にまとめられています。
Web業界に従事する人、しない人も含め、多くの方に読んで欲しいところです。

※PDF、紙の資料なので少し読みにくいです

ひと通り資料を読んで、改めて、薬品業界・通販業界が協力して、薬品通販に対して厳格な法規制と販売ルールを作り上げるのが最善の方法だと感じました。

個人情報保護の問題もあるかもしれませんが
「薬品が人体に直接関わるものである」
「今のネットでの薬品購入はザル」
という意見は全くの正論なので、少し便利さは犠牲になりますが

  1. 販売業者の免状・罰則の法制化
  2. 担当薬剤師の情報開示・電話による365日対応の義務付け
  3. 購入履歴の永年確保・業界間のDBフォーマット共有
  4. 薬品関連の購入フォーム画面の全面改装・入力必須項目の増加(購入した薬品に添った注意文を明示する)
  5. 副作用のある薬品購入時の、保証人を含む身分証明書(保険証のコピーとか)提出の義務付け

などの、ネット通販業者の歩み寄りは必要と思います。
技術的な面だけなら、不可能ではない気がします。

これから2年の間にミキティがやってくれれば万々歳なのですが…
2年後に向けて評価を上げる努力をするのか、
ただ「じいさんだからネットが使えないだけだろ」的揚げ足を取るだけなのか。

今後の楽天側の対応を、しっかり見ていきたいところです。