ポイントをきちんとおさえれば、「美しい」は作れる。
「OSC2011北海道」の、初級者向けをテーマにしたセッションで、「Webデザイン」をテーマに講師をさせていただきました。
一年ぶりのライトニングトークでひどく緊張しましたが、多くのデザイナーを目指す方、プログラマの方に来場いただき、無事終えることができました。
ありがとうございます。
発表時のスライドは↓↓↓こちらです。
この記事では、時間の関係で割愛した情報と、裏話などを書いておきます。
おまけ1:とりあえずのデザインに役立つツール
Adobeが提供する、カラーセットの共有サービスです。
世界中のデザイナーが作ったカラーセットを参考にしたり、直観的なインターフェースで配色を自作できます。
国産のオンライン描画ツールです。ウェブサイトのレイアウトを考えるとき、簡単な図面(ワイヤーフレーム)を描くといいです。これは使いやすく、Twitterログインや共有もできるのでおすすめです。
↓よかったらこっちから登録してくれませんか。私とあなたの容量が増えるので…
ブラウザで使える、PhotoShopに近い描画ツールです。
トップ画面は英語ですが、ほとんどのツールが日本語化されています。サインアップ不要なので気軽に使えます。
オフラインで、PhotoShopに近い描画ツールが欲しいという場合は、「GIMP」が無難なところです。
こちらのサイトで日本語版を配布しています。デザインが微妙だなーと思いますが(笑)
おまけ2:スライド6枚目のポット
6枚目のスライドで出てきたポットは「月兎のコーヒーポット」といって、私が愛用しているものです。キッチン雑貨の店などで、良く売られてます。
全体の形やにょろっとした注ぎ口は、美味しいコーヒーを淹れるために考えぬかれたデザインなのだそうです。
おまけ3:冒頭の画像
実は黄金比(1:1.6)でレイアウトしてたり。
元ネタがわからない人は、コンビニでナウなヤング向けのファッション誌を見てください。
この人(Larissaさん)の写真はフリーで入手できますよ。
裏話
OSC北海道は、これまでギーク向けの上級セッションが多かったのですが、今年は「守破離」と「つよくてニューゲーム」をテーマに、異分野・初級向けセッションが加わりました。
運営チームの友人を通して、上のような趣旨とライトニングトークの話を持ちかけられたのですが、正直、かなりのプレッシャーでした。
一応デザイナーの端くれなので、スライドも含めて半端なものは出せないです。しかも10分しかありません。
読みやすく、デザインに興味を持ってもらえるようにと、きちんとIllustratorでスライドを制作しました。用語も難しくならないよう気を遣ったつもりです。
「Webデザイナーと協業することになった」「自分でWebサービス・iPhoneアプリを作ることにした」など、プログラマもデザインに関わる機会が多くなっています。
今回の話が、少しでもお役に立ったら嬉しいです。