新納一哉も「世界樹の迷宮」も全然知らんのに、
「セブンスドラゴン」を買いました。
いやー戦闘が早い早い。
Aボタン押しまくり。
フロワロ踏んづけまくり。
キャラもほわほわしてかわいい。
最近は積みゲーが増える一方だったのですが、これはなんとかクリアできそうな気がします。
このゲーム、モタさんのイラストもかわいいですが
公式サイトがかなり興味深いです。
Flashバリバリか、一枚絵をテーブルに貼りつけただけのゲームサイトも未だ見かける中、細かいところで工夫されていると思いました。
今後の仕事の参考になるかもしれないので挙げてみます。
ロードが早い
最初にアクセスして驚いたのがロードの早さ。トップページの表示には5秒もかからない。
無駄なBGMを流さなかったり、ちびキャラを一度に三人までしか表示させなかったりすることで、トータルサイズをできるだけ切り詰めているようです。
Flashのミニゲーム「ちびキャラTalk」も、cookieでフラグを保存するくらいで、そんなにメモリを食いそうにないですし。
CSSとFlashの共存
サイトの上半分が画像になっていて、一見フルFlashのサイトにも見えるのですが、ちびキャラTalkと動画部分以外はほぼCSSレイアウトです。
↓このページにアクセスして、CSSを切ってみればわかります。
http://dragon.sega.jp/character/princess_02.html
FlashとCSSを有効に使うことで、トップ以外も快適に見ることができます。
ヘビーゲーマーにはWeb慣れしていて、Flash表示を拒否している人もいますからね。
キーワードリンク
さっきのキャラ紹介のページ、何箇所かにリンクが貼ってあります。
ここをクリックすると、「世界観>各キーワード」のページにジャンプします。
専門用語が多いゲームなので、世界観の紹介を読まずにこのページを訪問してしまった人が混乱しないような配慮がされています。
素材の配布
ダウンロードページでは、壁紙の他にもキャラの公式イラストを多数配布しています。
これをやってるサイトは最近多いですが、高解像度の透過PNGで配布しているのは太っ腹ですね。二次加工可ですか。
ブログなどを通した、Webの情報拡散を見越しているのでしょうか。
ツンデレヒーラーとヤンデレプリンセスw
べ、別にアンタを助けたつもりじゃないんだからねっ!
アンタが倒れると、アタシが困るんだからっ!
キャラ紹介コンテンツの役割
このサイトは、「ちびキャラTalk」だけでなく、「キャラクター」のコンテンツでも、各キャラクターにまつわるバックグラウンドストーリーがいろいろ仕込まれてます。
実はこれは、本編とは全然関係ありません。
本編はあくまでキャラ達が結成する「ギルド」が織りなす群像劇であって、キャラたちには名前どころか個性もないのです。
こうやってキャラを紹介することで
「自分でキャラに物語を与えて楽しむ」
という、往年のDQ3やWizardlyのようなプレイスタイルを提示しているのですが、
キャラの名前を考えるのが面倒な人や、キャラに個性がないと面白さが感じられない人は、公式サイトのバックグラウンドをそのまま利用することもできるわけです。
つまり、自由度が高いが故の弱点を、公式サイトが補っているのです。
ウェブサイトが、単なるマーケティングの一手法ではなくなっている。
これは素晴らしい。
あ、ちなみに私はキャラ名は全て「ちびキャラTalk」から拝借してます。
公式の名前なら、ゲーム中の固定キャラと名前がかぶってしまう心配がないw
そんなわけで、毎日ちびキャラTalkしに通っているうちに、本体を買ってしまった次第です。
ゲーム的には「世界樹の焼き回し」とか「おつかいゲー」とか酷評する向きもあるみたいですが、私のような
「あんなにRPG大好きだったのに、クリアもできない;;もう歳なのね;;」
というライトユーザーにはちょうどいいゲームです。
しかし、肝心のちびキャラTalk、15日くらい同じキャラに話しかけてるのに、未だに新しいセリフが出続けます…
こっちの方がやりこみ要素高いんじゃないのかw