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works:家事代行 エルパセオ(FC2ブログ)

elpaseo_l

千葉県の家事代行業、エルパセオ様の業務案内ブログをウェブサイト風にリニューアルしました。
久しぶりのFC2ブログのカスタマイズです。

http://elpaseo.blog68.fc2.com/

きちんとした展開をしている業者様の場合、独自ドメイン+CMS構築が理想ではあります。
ですが今回の場合は長期間に渡って書かれている整理されたコンテンツがあり、また検索サイトでも高い順位を得られているということだったので、ブログの見た目を変えてしまう方向で進めさせていただきました。

FC2ブログやWordPressなどの、純粋なブログをCMSとして構築するとき、私がいちばん気を配るのが
あとでお客様が改修できる箇所をどう確保するか
という点です。

例えばグローバルナビやトップページの導入文は、HTML直書きしてしまった方が作業は早いです。
ですが、業務内容やキーワードの重み付け変更などでの改修というのは意外に多く、そのたびに制作元にいちいち直してもらっていたのでは、CMS的でないばかりかブログよりも不便になってしまいます。
(その修正費用で利益を得るビジネスというのも…げふんげふん)

かといって、何からなにまで変更可能にするとテンプレートに無理がかかり、制作側が後日改修をお願いされた時に見通しが利かなくなります。
ブログサービスの仕様変更・システムのバージョンアップで動作しなくなる個所が出るかもしれませんし、お客様自身も覚えることが多くなりすぎて結局使いこなせません。
実際、そういう苦い経験を何度もしてます… (^_^;

そんなことなどを考えつつ、テンプレートを構成していきます。

最終的に、エルパセオ様の場合は、以前共有テンプレートで配っていた「website」シリーズをベースに、改修可能な個所を以下のようにしました。

  • ページの上にあるサイト概要 ・・・ ブログ説明文
  • トップページメイン画像下のリード文 ・・・ プラグイン3
  • 左メニューグローバルナビ ・・・ カテゴリーリスト
  • 左メニュー連絡先 ・・・ プラグイン1
  • トップページ以外記事の下 ・・・ プラグイン2

エルパセオ様はFC2ブログを使いこなされているので、3つのプラグインをフル活用しています。


もう一点、デザインも今回は「ターゲット層」を意識しました。

家事代行を頼むお客様というと、やっぱり30代以上の女性です。
お客様の声でもあるように、共働きで手が回らない部分とか、年を取ったお母様のために依頼したりするようです。

「家事を人に頼む」というのは、事情があってもやっぱり気後れとかがあるはずです。
配色のご要望はだいたいいただいていたので、心が落ち着くサイトになるよう、デザイン枠の角を丸めたり、ほっこりした書体を選択したり、グローバルナビのアイコンカラーを色相順にしたりなどしてみました。
私の好みが出てしまった感もありますが…w
メインの家族写真も、左右対象の安定したレイアウトのものを選んでいます。

最近は非公開案件などで、クールなデザインを手がけることも多くなりましたが
やっぱり私のキャラクターは、ベクターグラフィック+ほんわか系だなあ、などと再認識したお仕事でした。


投稿者名 うぇびん 投稿日時 2009年10月16日 | Permalink

WordPressの「新しいテーマの追加」機能を使うときは気を付けて

wptheme

Version 2.8 – WordPress Codex 日本語版(変更点和訳)

WordPressの最新バージョン、2.8がリリースされました。
管理画面から簡単にアップグレードできますし、2.6→2.7のときのように、インターフェースが激変することもないので、アップグレードをお勧めします。

今回制作チームが特にアピールしているのが、管理画面から公式の「テーマディレクトリ」のテーマを直接利用できるようになった点です。

テーマとウィジェットに彩りを与える2.8のリリース

WordPress のテーマファイルデザインの完成度の高さは、ソーシャルブックマークなどでも良く話題になりますが、それらが「テーマディレクトリ」に登録済みであれば、わざわざダウンロード・アップロードしなくても気軽に試せるようになったということです。

テーマを作るデザイナーの側も、「テーマディレクトリ」に登録しておけば、自分でダウンロード環境や設置方法を説明することなく、「○○というテーマ名で検索してね!」の一言で簡単に利用してもらえるようになります。

これでWordPressはレンタルブログ並み、いやそれ以上の自由度を手に入れたことになります。
今後は個人ブログはますますWordPressにシフトしていくと思います。

…が、私は手放しで喜べません。
「簡単に共有できる」ということは「危険なスクリプトが含まれていたり、問題のあるテーマをうっかり利用してしまう可能性が増える」ことでもあるからです。

私は、FC2ブログの共有テンプレートシステムで、3年くらいテンプレート配布をしていました。
そのときにいただいたユーザーからのレスポンス、制作のノウハウなどは本格的な業務CMSに移行した今も役に立っています。
でも、その頃から
「InternetExplorerでしかまともに閲覧できないテンプレート」
「見た目はきれいだけど、フルテーブルレイアウトでパフォーマンスが低いテンプレート」
「勝手に広告が表示されるテンプレート」
「こっそりとスクリプトが仕込まれた危険なテンプレート」
なども一部存在していました。
一応、FC2側でもチェックしてからリリースするのですが、何しろ数万単位なので限界があります。
Web制作の知識が低い、利用する側ほどそのリスクを負う構図になりました。

レンタルブログの場合はPHPが書けませんから、せいぜいインラインフレームやJavaScriptをヘッダ・フッタに埋め込む程度です。
しかしWordPressは、PHP関数を直接書き込むことでページを出力する仕様になっています(Smartyなどのテンプレートエンジンは介していません)。
利用者のサーバーのPHP設定が緩ければ、技術のある人間にはあんなことやこんなこともやりたい放題なのです。

実際、フリーのWordPressテーマを改ざん・再配布していたサイトが問題になったこともあります。

http://www.viper007bond.com/2008/09/11/be-careful-with-where-you-get-free-wordpress-themes-from/(English)

また、テーマファイル制作者に悪意はなくても、セキュリティホールが存在することもあります。
(下記のサイトは簡単なチェック方法のひとつがアップされてます。参考にしてください)

wordpress 配布されているテーマでXSSの危険性・・・ | NIPPON MODE BGS-WORKS

そんなわけで、安全にテーマファイルを選ぶなら、リリースされてから一定の期間が経過しているか(1年以上経っているとバージョン違いによる機能不備も考えられますが…)、これまで通りソーシャルブックマーク等で評判の良いテーマを探し、それの名前でテーマディクレクトリを検索するのが確実だろうとは思います。

少なくとも、tar.gzとかの圧縮ファイルが入ってるのはやめたといた方がいいんじゃないかとおもいます…


投稿者名 うぇびん 投稿日時 2009年06月12日 | Permalink

FC2・MovableType・WordPress...テンプレート・スキン構造の比較

今日は一日、Nucleusの専門書を読んでいました。
テンプレートの仕様や構造はひととおり理解したので、各レンタルブログ・サーバー設置ブログのテンプレートとスキンの仕様をまとめてみました。

あくまで概要ですが、ブログ移転や配布テンプレートの他システム版を考えている方は参考にしてください。

FC2ブログ・忍者ブログ

template_fc2_nin

レンタルブログはご存知の方も多いと思いますが、比較元として掲載します(笑)

テンプレートは「HTML」「CSS」の一枚ずつしかありません。
この一枚のテンプレートファイルの中で、<!–category_area–> (FC2)などのページタイプ条件分岐を組み込み、出力するHTMLを切り分けていきます。条件分岐は少ないですが、livedoorやJUGEMもこのタイプです。

CSSには独自タグを記述することはできません。一般の静的サイトのスタイルシートとほぼ同じと考えて問題ありません。

サイドの、利用者が任意で変更できる部分は、最近は「プラグイン」という名称になっているサービスが多いようです(厳密には、プラグインと言わないのでは…と思いますが)。
FC2・忍者の場合、呼び出す箇所は製作側が自由に指定できます。FC2は3セット、忍者は5セットまでです。

Seesaaブログ

template_seesaa

レンタルブログの中でも、Seesaaは少し構造が異なります。
利用者が自由に変更できる部分は「コンテンツ」と呼ばれ、普通のブログでは本体に属する「記事」もここに含まれます。
セットの場所はヘッダー・メイン・左サイド・右サイド・フッターに一つずつと決まっています。

つまりはヘッダーにブログパーツを入れたり右サイドに記事を入れたりできてしまうので、ブログサービスの中ではかなり扱いにくい分、自由度が高いと言えます。

MovableType

template_mt

MovableTypeはテンプレート構造が細かいのと、CSSもテンプレートで作成できる点が特徴です。
テキスト形式であれば拡張子は問いません。独自タグも有効になります。

テンプレートは「トップページ・アーカイブ・システム」の3ジャンルに分かれていて、必要となるものは全て一枚ずつテンプレートを作成します。
使い回したいコードは「モジュール」として、ユーザーが自由変更できる部分は「ウィジェットセット」として保存し、各テンプレートから呼び出して使用します。

はじめから一般的なブログに必要なテンプレートが全て揃っており、必要ないものを各自削除するか無効化するかを選択することになります。
この仕様と、「モジュールがモジュールを呼び出す」という複雑なデフォルトテンプレートのために、カスタマイズ初心者には少しとっつきにくくなっています。

WordPress

template_wp

WordPressは「オーバーライド」と呼ばれる仕様が特徴です。

最低「index.php」というテンプレートが一枚あれば、デザインテーマが成立します。
他に「home.php」「archive.php」などの専用テンプレートがあればそれを優先しますが、なければ「index.php」の構造をそのまま流用するので、全て用意する必要はありません。

使い回す部分で、大抵のブログに存在するヘッダーやフッターは「パーツテンプレート」、その他各自用意する部品は普通のphpとなります(と言うか全部PHPなんですが)。

「category-(カテゴリーID).php」というように、特定カテゴリー用のテンプレートを作るのも簡単なので、ピンポイント構築や、カスタマイズを勉強しながら暇なときにブログを拡張、ということができるお手軽な構造です。

各テンプレートのファイル名をちゃんと覚えておく必要があるのと、サイドバーのカスタマイズを気軽に出来ないこと、独自タグの記法が分かりにくいのが難点です。
※PHPの関数を、ほぼ素の状態で書きます。細かいこというとテンプレートとは呼べない仕様です

Nucleus

template_nucleus

Nucleusは「テンプレート」の概念が他のブログと大きく異なっています。

テンプレートは系統ごと(大体はインデックス・カテゴリー・個別など、他ブログと同様のタイプで分けるようです)にセットを作成し、
「記事を繰り返す場合の最初・本文・最後」「画像を貼った場合のHTML表記」
「コメントを繰り返す場合の最初・本文・最後」と、細かく指定していきます。

その上で、インデックス・アーカイブなどの「ページ」毎に
「どのテンプレートで」「どの形式のリストを」「何件まで表示するか」
を独自タグで指定して呼び出します。
トップページの新着記事リストであれば、「indexテンプレートで、記事リストを10件」となります。

正直、猛烈に理解しにくい仕様ですが、使いこなせば
「インデックスはサムネイル込みの一覧で」
「日別や検索結果はタイトルだけ、でもカテゴリーは概要も表示」
「個別記事は全部盛り」という細かいデザイン指定ができると思います。

まとめ

CMSをインストールしたレポートをまとめたとき同様、今回もWordPressの簡単さが際立つ形になったなあ…というのが感想です。

個人的には、プラグインやPHPに頼らなくても基本仕様でかなり細かいことができ、タグ名称が直感的なMovableTypeが好みですが、実際にカスタマイズしてみるとWordPressのオーバーライド機能はほんとうに楽です。

まずはindex.phpだけ使って、
超簡単な日記から構築してみてはいかがでしょうか。


投稿者名 うぇびん 投稿日時 2008年05月24日 | Permalink