昨年末から、週に1回くらい名古屋に出ていましたが、常駐先を「ベースキャンプ名古屋」に絞ることにしました。
運営元のアップルップルさんとは、a-blog cmsを扱いはじめてから、もう五年くらいのお付き合いになります。
ですが、単にお世話になっているから、という理由で会員になったのではありません。
私なりの「コワーキングスペース」の捉え方の話にもなるので、会員になった理由を書こうと思います。
名駅に近い
身も蓋もない理由かもしれませんが、やっぱり交通の便が良いのは助かります。今のところは自宅が遠いので、途中の名鉄堀田駅まで車で移動して、電車で通っています。
※堀田は駐車場事業でも知られるブラザー本社がある関係で、駐車料金が安いのです。名古屋駅まで出ると道路が混むので、途中で乗り換えた方が早く移動できます。
ベースキャンプ名古屋は、サンロードユニモールという駅直結の地下街のすぐ近くにありますから、雨の日でもほとんど傘をささずに移動できるのもありがたいです。
技術者の出入りが多い
ベースキャンプ名古屋では、ときどき「◯◯の日」と題して、特定のアプリケーションやCMSのユーザーに専用席を設けています。
ジャンルによっては誰も来ない日もあるのですが(笑)場があるというのはありがたいことです。
先述の場所の良さもあり、いろいろな人がベースキャンプ名古屋を訪れます。県外のWeb関係の著名な方が、出張中のデスクワークのためにふらっと立ち寄ることも多いです。
異業種との交流はしにくいですが、私のお仕事の場合、やはり情報交換と、地元のフリーランサー・ディレクターとのつながりがだいじなので助かります。
チェアなどの設備が良い
椅子、机が「仕事を長時間すること」を考慮して選ばれています。
普通の椅子でも腰あたりのいいシェルチェア、運が良ければデスクチェア、さらに運が良ければアーロンチェア が使えます。スタンディングデスクもあります。
二時間くらい立ち寄る程度ならいいのですが、一日仕事をするとなると、しっかりしたものでないと厳しいです。
雑談を振ってくる
会員になったいちばんの理由がこれです。
ベースキャンプ名古屋のスタッフは、とにかく雑談を振ってきます。
私だけでなく、会員のそれぞれの仕事ややっていることを、スタッフが常に把握して声をかけてきます。忙しいときは、集中スペースに入らなければいけないくらい話しかけてきます(笑)
雑談というのは、ビジネスにおいても大事な要素だと思います。どうでもいい話から意外な共通点ができたり、視野が広まったりします。
コワーキングスペースとは何なのか
コワーキングスペースを立ち上げる団体は、だいたい「意識が高い」です。なので「場を作れば自然に交流とブラッシュアップか生まれる!」と考えているかもしれません。
…が、利用者の大半は受け身です。
ここに行けばなんらかの交流の機会が「得られるかもしれない」という姿勢なので、自然に何かが生まれるとは限らないのです。
私も社交的な人だと勘違いされることが多いですが、かなり話しかけられて親しくならないと、交流ができません。
コワーキングスペースで、集中スペースしか使わない人がいます。また、そういう交流を望まない人もいます。
その辺は個人の好みですが、私は、場を借してくれるだけだけだったら「コワーキングスペース」は高いし面倒だと思ってしまうのです。WiMAXもテザリングもあるし、近場のすいてるカフェへ行った方がいいと思ってしまうのです。
そういう面倒くさがりにも、これだけ理由をあげられる場を設けてもらったというのは、ありがたいことです。
そんなわけで、週三回ほど、午後はベースキャンプ名古屋におります。
CMSやコーディングはもうやりたくないよー!というデザイナーさん、CMSの案件が多くて俺は死ぬー!というディレクターさん、ご相談をお待ちしてます。