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ネタ帳のYamadaさんへのお返事:なぜ、CSS Niteなのか

画面外にネタ帳のYamadaさんがいます(笑)

「どうして、CSS Niteをやってるんですか?大変ですよね」

CSS Nite in SAPPOROの前夜祭で、私の名刺を受取ったネタ帳のYamadaさんはそう尋ねました。

私はだいぶ前から、札幌版の復活を希望していました。
Yamadaさんがセッションで話された「なぜ?からはじまるゴールデンサークル」になんとなく通じる話かもしれません。

私がどうしてCSS Niteを復活させたかったのか。ちょっとまとめてみます。

若い人たちに場を提供したいから

Yamadaさんに答えたのは、この第一の理由です。

20代の、元気なWeb制作者はだいたい会社に所属しています。私たちフリーと違って、会社所属は自由がききません。東京のCSS Niteに参加するなんて、有給を取るか出張でもしないと行けません。北海道なら尚更です。

SaCSSで頑張っている人たちに、勉強会とは少し違う、幅の広い勉強・交流の場を与えてあげられればなあと思っていました。

フロントエンド以外を引き込みたいから

当初は、札幌にはSaCSSがしっかり定着しているからいいんじゃないのかな、とも思っていました。
ですが、今回急遽復活となって、参加した人の顔ぶれを見てみると、SaCSSを知らない、知っているが参加したことがない層が半分を占めていました。

SaCSSはやはり、フロントエンド・マークアップエンジニアのための勉強会であるわけです。今後もそうあるべきです。
ですが、Web業界は制作側だけでは回っていません。経営者、プランナー、営業、企業のWeb担当者、専門学校やスクールの講師もいます。
そういった層を、コワーキングスペースとも絡めて、SaCSSOSC北海道と結びつけられないかと思っています。

フロントエンドの大きなイベントが欲しいから

CSS Niteが復活するまで、札幌のフロントエンドには全国タイトルのイベントがありませんでした。

私の飲み仲間の大半が、OSC北海道の運営委員をしています。
OSCは毎年数百人の参加者がある、北海道のIT業界で最大のお祭りです。運営委員はこの日のために全力で頑張って、全国のOSCと交流して、終わると懇親会で飲みまくります。

彼らがうらやましかったのもありますが、OSCとは少しだけ傾向の違う、少しビジネス寄りなイベントが欲しいと思っていました。

好きだから

ここまでは、いわゆるきれいごとです。

Yamadaさん、「自分はブログが好きだから、ブロガーをやっているんですよ」とおっしゃいましたよね。

4年前の前回のCSS Niteは、私にとってはじめての大きな勉強会でした。今親しくしている地元のWeb制作者のほとんどと、そこで知り合いました。
それ以来、私にとってCSS Niteは勉強会というよりはお祭りに近い存在です。

私はCSS Niteが好きだから、CSS Niteをやりたかったんです。


昨日、札幌版公式サイトのためのドメインを取りました。

私はイベントの運営に向きません。細かいことに気が回らないし、メンタルが弱いので、特に冬場が心配です。今回うまく行ったら、若い人たちに譲って運営委員を降りようとも思っていました。

でもやめました。
CSS Niteを、今度こそ継続していきたいです。表に出るのは苦手ですが、自分にできること、得意なことをお手伝いするつもりです。

札幌版は、他の地方とは一線を画すものになると思います。CSSでもNiteでもないじゃん!という突っ込み大歓迎です。

今後とも、CSS Nite in SAPPOROを宜しくお願いいたします。