一ヶ月にわたってCSS Nite LP6のことを書いてきたわけですが、とりあえず、この一ヶ月の補記や周りの流れなど総括してみます。
このところ文章がますます散漫ですがご容赦ください。
で、WebbingStudioはどうするの
今後最優先で対応したいCMSは、SOY CMSとa-blog CMSです。
SOY CMSに関しては、春頃から検証しているので一般的な構成の企業サイトならもう作れます。
既存の静的HTMLへの導入がしやすく、私が単純に「面白い」と思っているCMSなので、これからも記事や情報などアップして応援していこうかなと思ってます。
a-blog cmsの方は、「カスタマイズの仕事を通してCMSに求めていること」に合致したからです。
まだ時間が取れずインストールはしていませんが、Dreamweaverとの親和性は大きな魅力ですし、管理画面の完成度が高いです。
LP6の表向きのテーマだった「MovableTypeの後継となるのは?」にマジレスしたら、a-blog cmsだと思ってます。
これに余裕が出てきたら、CMS Desinerやbingo!CMSも、と思いますが、MovableType5も出ますし、海外CMSもひとつくらい対応したいので(MODxか Joomla!かでずっと悩んでますが)、このくらいが限界ですね。
運営元の苦労
CSS Niteは株式会社スイッチさんが運営しているわけですが、今回は規模が大きかったので大変だったようです。
開催後のフォローアップメールには、
セッションのレジュメがギリギリまで揃いませんでしたとか、
懇親会のドタキャンが12名出て12名×5,000円=65,000円立て替えましたとか書いてあります。
鷹野さんが札幌のCSSNiteでお会いしたときよりキリキリした印象だったのは、無理もないかなぁと思ったりしました。
スイッチさんはセミナーを開くことで、開発元から協賛費をもらいます。
参加者からはトラックバックによる宣伝や参加費をもらいます。
それがお仕事です。
だからといってセミナーに参加できるのは当たり前ではないです。
懇親会の件は、メールを見て慌てて支払った人が何人かいたようですが、飛行機とホテルを取って北海道から来た者としては、そんなテキトーにキャンセルできるんだなー、東京では毎週やってますからねーと毒吐いてしまいます。
最近は札幌でも、セミナーや勉強会が多くなりました。
機会を与えてもらっていることを忘れてはいけないと、改めて思います。
鷹野さん、懇親会でSOY CMSの古荘さんを探してまごまごしていたところ、連れてきてくださってありがとうございます(´д`n
参加した人たちの流れ
あくまで私がtwitterでfollowしたり、参加した人のブログ記事を読んでの情報ですが
- (LP6に参加したCMSのどれか)に対応しようかなと思ってる
- 業務で取り入れることはないな…てゆか海外CMSやMTでいいじゃん
の2パターンに分かれます。
学習コストもありますし、私のように複数考えている人は稀なようです。
前者の方では、私と同じようにa-blog cms・SOY CMSに興味を持っている人が多いようですが、自分が受けている案件の傾向を考えて、他のCMSを検討している人もいます。
結局はMTだと不満が出そうな案件のサポート的存在なのは変わらないわけですが…
それでも、LP6より前と比べると、
「ツールの仕様にWEBデザイナーと案件が併せる」状況から
「WEBデザイナーが案件に合った仕様を持つツールを選ぶ」
という流れが確実にできつつあるように思います。
それは、私のカスタマイズ職人としての理想だったりもします。
WEBデザイナーなら、CMSがなくてもサイトは作れます。
本当に「誰でもサイトが作れるCMS」ができてしまったら、WEBデザイナーはごはんが食べられません。
(実際にはサイト構成・文言などアドバイスするのはプロのお仕事なので、そんなことにはならないですが)
それだけに、自分の立ち位置、CMSをはじめとしたツールとの関わり方を模索していかなければいけないのです。