About
私について
思考する工房
ウェビング(Webbing)は「ウェブ+する」という洒落でつけた言葉ですが、実際には教育用語です。
思い付いた関係する言葉を網のようにつなげ、アイディアを広げていく、ブレインストーミングの手法だそうです。また、シートベルトや馬具に使われる固い布の帯も、ウェビングと呼ばれます。
思考する (Webbing)、工房 (Studio)。
ウェビングスタジオは20年前、小さな趣味の個人サイトからはじまりました。
これからも、思考と創造の網をたゆまず広げていきます。
また、知識と経験でパートナーのコンテンツを守るエンジニアでありたいとも思います。
ウェブサイトの
設計士
私はウェブ制作の分野の中でも「設計」を専門としています。
お客様が登録したコンテンツを、適切に整理し利用するために、CMSのテーマを設計していきます。ときには課題解決のために検証を行ったり、プログラムを書くこともあります。
日本では明確な職業名がなく「CMSのテーマつくる人」と名乗っていますが、その業務は一般のウェブデザイナーよりも多岐にわたります。
古の寺社建築のような、美しく長く運用できるサイト、次の世代に引き継げる普遍の技術を求めています。
口田 聖子(くちだ・せいこ)
うぇびん / holyKurka
北海道生まれ。小樽→名寄→網走→夕張→札幌。
ゲーム攻略掲示板で友人を見つけたのをきっかけに「ホームページ」を作る。
平田大治氏(現シックス・アパート取締役)の著書「Movable Typeで今すぐできるウェブログ入門」を書い、ブログを設置する。
札幌市内の制作会社に勤務。主に観光関連のサイトを制作する。趣味でFC2BLOG用テンプレートの配布をする。
個人事業主として開業。
CSS Nite LP6に参加。山本一道氏(アップルップル代表)の神プレゼンでa-blog cmsを知り、このウェブサイトに導入する。
「Facebookページプロフェッショナルガイド」と続刊の執筆に参加。CSS Nite in SAPPOROの実行委員に加入。
WCANにCMSの現状をテーマに登壇する。「実践!コンテンツファーストのWebサイト運用」の執筆に参加。
baserCMSのデザインテーマコンテストで「ratio_3_2」がグランプリを受賞。「デジカメ縦横比の画像のみで作成できる」点が好評。
札幌市内の有志とCMSブランドを問わない勉強会「CMS Mix」を共同運営する。
異業種の愛知県民と結婚。豊橋市に移住する。新型コロナウイルスの流行で大好きなオフライン勉強会がなくなる。
CMS構築に最適化したCSSフレームワーク「echo.css」をリリース。
札幌のIT企業のリモート社員になる。サイトの設計と若手社員の指導をする。
来年で50歳だ…と思いつつ、この文章を更新する。
過去のウェビングスタジオ
理念
コンテンツに情熱を、マネージメントに探求を
コンテンツに熱がないサイトも、考えなしに作られたサイトも良くありません。冷静と情熱のあいだで両輪を回してこそコンテンツ・マネージメントです。
手戻りを回避する
拡張を想定したテーマ構築などで、納品後の無意味な改修が発生しないよう努めています。過去の案件では、10年以上稼働しているサイトもあります。
大丈夫だろう、を疑う
見出しには必ず他のHTMLタグが入ります。1行だと思っていたカスタムフィールドは必ず2行になります。更新担当者はポップアップ方式の注意書きを読みません。
トレンドに囚われない
更新担当者のスキルはまちまちです。最新のブロックエディタよりも、旧来の軽いエディタを望む人もいます。可能な限り聞き出し、最も操作するであろう人に併せます。
敢えて空気を読まない
たとえ懇意にしているプロダクトであっても、あかん機能はあかんと言います。こうした方が良いのでは、と感じたときは提案します。友だちをなくさない程度に。
何もしなければ何も変わらない
開業前からの心の軸です。思えば遠くへ来たもんだ。たぶんこれからも。