a-blog cmsの公式テーマ「site2015」のバージョンアップに伴い、ウェビングスタジオが公開している軽量版「site2015mini」も最新バージョンに対応しました。
2.5.0にも引き続きご利用いただけます。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://github.com/webbingstudio/ablogcms-site2015mini
バージョン2.5.1で、「site2015」の一覧ページが「フォトモジュール」から、使い勝手が良い「サマリーモジュール」に変更になりました。下の画像の通り「site2015mini」よりも、サムネイルが大きく見やすくなっています。
miniをリリースしてから一ヶ月で変更になってしまったので涙目ですが、site2015でいちばん不満だった部分が改善されたのはうれしいところです。
miniでは、2.5.0との互換性があるため、2.5.1の一覧ページデザインに対応していません。
a-blog cmsのカスタマイズに慣れていない方には少し難しいかもしれませんが、以下の手順で変更することができます。
1)site2015の最新バージョンをインポートする
1-1)2.5.1からの新規インストールの場合
新規インストール時の初期デザインで「site2015」を選択してください。
1-2)2.5.0からアップデートする場合
a-blog cmsを2.5.1にアップデートしてください。その後、適当な名前の子ブログを新規作成し、メンテナンスモードからその子ブログに「site2015(miniではなく公式の方です)」をインポートしてください。
2)追加されたモジュールID設定をエクスポートする
「コンフィグ→モジュールID」へ移動し、一覧から「summaryIndex」を探して、「設定」ボタンをクリックしてください。
設定画面の右上に「エクスポート」ボタンがあるのでクリックしてください。
モジュールIDの書き出し画面になります。もう一度「エクスポート」ボタンをクリックし、yamlファイルをダウンロードしてください。
3)site2015miniを更新する
/mente/bin/ 以下に、site2015miniのインポートセットを新規追加、もしくは最新バージョンに差し替えてください。
すでにsite2015miniを利用中の場合は、/themes/site2015mini/ 以下のテーマも差し替えてください。
3-1)2.5.1からの新規インストールの場合のみ
もう一度メンテナンスモードへ移動し、先ほど「site2015」をインポートしたブログに「site2015mini」をイポートしなおしてください。
このとき、モジュールIDやエントリーを残さないよう、「3.コンフィグ関連のインポート設定」の各チェックはすべてチェックを入れてください。
4)2.5.0以前の一覧用モジュールID設定を複製する
「コンフィグ→モジュールID」へ移動し、一覧から「summaryDefault」を探して、「設定」ボタンをクリックしてください。
設定画面の右上に「複製」ボタンがあるのでクリックしてください。
複製されたモジュールIDの「ID」を「summaryIndex」に変更してください。名前は任意で構いません。
5)追加されたモジュールID設定をインポートする
「summaryIndex」の設定画面の右上に「インポート」ボタンがあるのでクリックしてください。
「表示設定」のインポート画面になります。先ほどダウンロードしたyamlファイルをアップロードしてください。
インポート後の設定画面に再度移動し、「表示設定」の「ページャー→現在のページの要素の属性」の項目を探してください。
入力欄に「class=”cur”」と書かれているので、先頭に半角スペースを入力して更新してください。
※インポート時に先頭の半角スペースがなくなってしまうことで、ページャーの現在ページの体裁が崩れるようです
6)site2015miniのテンプレートを無効化する
最後に、サーバー内のテーマファイルへアクセスし、
/themes/mini@site2015/include/module/entry/summaryImageMain.html ファイルを削除、またはファイル名の後ろに文字列を足すなどしてリネームしてください。
該当ファイルが存在しなくなるため、上位にあるsite2015のテンプレートが読み込まれ、一覧ページのデザインが変更されます。
手順は以上です。自分で書いていてもなかなかややこしいです。お手数をおかけいたします。
移行には「モジュールIDの個別エクスポート」機能を利用しています。
a-blog cmsはエクスポート・インポートの機能が充実しており、使いこなせればなかなか便利です。エクスポートできるのは「表示設定」のみなので、IDや条件設定は作り直すことになりますが、既存テーマの一部のモジュールIDの設定だけ利用したい場合にも使えます。